あなたは毎月の給与明細をすみからすみまで見ていますか?
- 最後の振込額だけ見て、振込額と合っているかどうかを見てます
- 給与明細なんて見たこともありません
- きっちり見てます!
給与明細にはたくさんの情報が詰まっています。2月と3月の制度の使いこなし方のコラムは、給与明細を読むコツをお伝えします。
これを機会に、給与明細を読んでみませんか?
2月は給与明細の支給をお伝えしました。
3月からは給与明細の控除です。給与明細からは色んなものが引かれていませんか?
- これは引かれても仕方ないのかな?
- どうしてこんなに高いの?
- 控除されるから振込される額が少なくなるのに。
そう思っていますか?
では、給与明細から引かれるものがもしなかったらどうなるでしょう?簡単です、あなたが自分で払います。
給与明細から引かれているものは、すべて会社が預かって、あなたの代わりに払ってくれています。ただ引かれているだけではないんですね。
1回目は、健康保険料と厚生年金保険料、2回目は、雇用保険、3回目は、所得税と住民税でした。
最終回の今回は、給与明細を読むときのコツです。コツは3つです。
控除項目、先月と変わったところはないですか?
- 3月は健康保険料率が変わります(全国健康保険協会の場合)
- 4月から雇用保険料率も変わります。お給料の金額が同じでも、雇用保険料が上がります。
4月のお給料明細で、健康保険料の金額がほんの少しでも変わってないか確認してみましょう。
10月のお給料明細では、健康保険料と厚生年金保険料の見直しがあります。
支給項目、先月と変わったところはないですか?
基本給、残業代以外の手当で変わったところはありませんか?変わるなら理由があるはずです。あなたが引っ越して通勤ルートが変わったのなら、通勤手当は反映されていますか?
残業代、きちんとついていますか?
あなたが把握しているあなた自身の残業した時間と、給与明細の時間はずれていませんか?もし疑問を感じたら、会社に確認してみましょう。
お給料はあなたの生活のベース、見て見ぬふりをせず、あなたの生活はあなた自身で守りましょう。
今日のポイント
- 給与明細を見るコツは3つ
- 生活のベース、お給料は確認しましょう