【制度の使いこなし方】会社員の確定申告 その1~2月まで待たなくてもよい?

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1月の制度の使いこなし方のコラムは、会社員の確定申告です。

このコラムでの確定申告とは、所得税の確定申告です。所得税の確定申告は、1年間の所得税を計算して支払う手続のことですが、会社員は年末調整でこの手続きをほぼ終わらせています。では、会社員が確定申告するときとはどんなときでしょうか?また、いつ、どうやってするのでしょうか?

会社員でも確定申告をしなければならない人

  • 給与収入が1年間2000万円を超える
  • 会社2つ以上で働いている人でメイン以外の給与所得が20万円を超える
  • 副業の所得が20万円を超える

会社員が確定申告をすると、所得税・住民税を正確に計算することができる効果があります。

2023年中に退職し、12月末までに再就職しなかった人

年末調整がされていません。つまり、正確な所得税の金額ではありません。

自分で行う年末調整が確定申告なのです。年末調整では、確定申告でないとできない手続があります。例えば医療費控除です。1年間に医療費をたくさん払った場合、所得税・住民税を安くする効果がありますが、安くするためには自分で確定申告をする必要があります。

会社員の確定申告はいつからできる?

1月からできます。

確定申告は2月16日~3月15日にしかできないと思っていませんか?

2月16日~3月15日という期間は、個人事業主が1年間の所得税の計算をきちんと行って支払う期間です。会社員は、給与や賞与から所得税が引かれ、会社が代わりに払っていますので、1年間(2023年1月~12月)が終わったらすぐに確定申告をすることができます。

次回は、確定申告をしたときの影響についてお伝えします。

今日のポイント

  • 会社員の確定申告はしなければならないときがある
  • 会社員は1月から確定申告ができる

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