7月イベント準備、定時決定です。
定時決定とは?
年1回、社会保険料(健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料)の計算の元になる標準報酬月額を見直す手続です。
社会保険料は、半分は給料や賞与から引かれ、半分は会社が払います。
定時決定の手続の時期は?
7月1日から7月10日です。
そろそろ手続の用紙が届いているのではないでしょうか。
手続方法は?
今年4月、5月、6月に払った給料の金額を記載して平均します。現物支給の金額があれば記載します。
現物支給とは、通勤手当を定期券で支給している、食事を無償もしくは低額で提供している、社宅等を提供で支給している、があてはまります。
厚生労働省ホームページ
こんなときには気をつけて!①
6ヶ月定期の定期代をを6ヶ月ごとに支給している場合
例えば、4月に支給60,000円
- 4月の支給金額から-60,000円して+10,000円
- 5月の支給金額に+10,000円
- 6月の支給金額に+10,000円
例えば、9月に支給60,000円
- 4月の支給金額に+10,000円
- 5月の支給金額に+10,000円
- 6月の支給金額に+10,000円
こんなときには気をつけて!②
4月、5月、6月に休んでいたためお給料が少ない場合
お給料を計算する元になる日数が、正社員なら17日、パートなら15日未満の月があれば、計算からのぞきます。
例えば、
- 4月 13日分 90,000円
- 5月 30日分 200,000円
- 6月 31日分 200,000円
13日分の4月は計算からのぞき、5月の200,000円と6月の200,000円を合計した金額を2で割ります。
いつ見直される?
9月分から見直されます。お給料から引くのは10月のお給料からです。
賞与を支払った場合は、賞与支払届を提出します。今回の手続とは関係ありません。
日本年金機構ホームページ