家計の見直しは、色々な方法がネットやメディアにもあふれています。
迷ってしまいますよね。そんなあなたに、家計の見直しのポイント4つをお伝えしましょう。
見直しポイント1 そもそも見直しが“必要”?
そもそも家計の見直しが必要なのは、どんな場合でしょうか?
- 収入より支出が上回る
- ローン返済や借金返済の金額があるので収入が支出を上回る
- ローン返済や借金返済の割合が支出の半分以上を占める
貯蓄がしたいのにできない、もうちょっと余裕があればいいな、は家計の見直しが“必要”ではなく、見直ししたいです。見直しがしたい?では次のポイントへ。
見直しポイント2 見直しは固定費が効果的
見直しが必要な人も、見直ししたい人も、固定費見直しは効果的です。ただし、必要なものまで削らないように慎重に。
固定費とは、毎月決まった金額を払うものです。
- 携帯・スマホ代
- サブスク
- 民間の生命保険料・自動車保険料、火災保険料
ただし、費用を少なくしなければ、と思うあまりに必要なものまで削ってしまってはいけません。例えば、携帯代の見直しをするときには、自分の携帯の使い方を伝えて、一番よいプランを選ぶのがよいでしょう。保険の見直しも同じです。必要な保障を必要なときに選ぶ。選んでもらうのではなく、自分で考えて選びましょう。
見直しポイント3 使途不明金はない?
家計の見直しをするときに、数字上は収入が支出より多いのに、実際はお金がない、ということはありませんか?その場合は、使途不明金があることが考えられます。
自販機やコンビニでながら買いしたものを計算に入れていない、キャッシュレス決済したものを計算に入れていないなどが考えられます。使途不明金の洗い出しも大切です。
見直しポイント4 見直しの順番は守る
見直しはまず使途不明金、そして固定費です。
家計を見直すときに、わかりやすいということで食費や光熱費の節約からする人もいますが、これはあまり効果がありませんし、体調を崩す原因にもなります。体調を崩せば、医療費という費用や、仕事を休んで収入減ということもありえます。食費や光熱費を見直しは最後の手段です。税金や社会保険料は、会社で給与から引かれているのであれば問題ありませんが、自分で払っている人は、払うことがむずかしくなれば必ず市役所等に相談しましょう。払えないからと放っておくと、受けられる保障も受けられなくこともありますよ。
次回は、家計管理に必要なものをお伝えします。