11月の制度の使いこなし方では、年末調整の準備をお伝えしました。
12月の制度の使いこなし方は、年末調整の効果についてです。
あなたがどんなものを会社に提出したか?そこに何を書いたか?で効果は変わります。
1回目の今回は効果の一つ目、人的控除です。
人的控除とは?
税金を安くする効果のうち、ヒトに関する控除です。人的控除が多ければ、控除の金額も大きくなります。
- 一人に必ずある基礎控除
あなたが独身で、扶養する人もおらず、オプション対象でもなければ基礎控除だけです。基礎控除は48万円ですが、収入によっては48万円より少なくなります。
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- 扶養する人がいればプラスされる控除
戸籍上の夫もしくは妻がいて、収入が低ければ配偶者控除(配偶者特別控除)、夫もしくは妻以外の収入が低い人がいれば扶養控除という控除があります。
配偶者は、収入によって配偶者控除と配偶者特別控除に分かれます。
国税庁ホームページ タックスアンサー
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配偶者以外は年齢によって変わります。
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- オプションの控除
あなたか、あなたの配偶者、扶養している人がオプションに該当するのであれば。プラスで控除が受けられます。
あなたか、あなたの配偶者、扶養している人が障害者の場合
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あなたがひとり親(シングルマザー、シングルファーザー)の場合
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あなたが夜間大学などに通いつつ勤めてもいる場合
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あなたの人的控除はいくらでしたか?
次回は物的控除です。
今日のポイント
- 人的控除はヒトに関する控除
- 基礎控除は収入が範囲内であれば誰でも受けられる