11月になりました。年末調整の時期です。
年末調整とは何でしょうか?
- 給与や賞与を受け取っている会社員のために
- 1年を一区切りとして所得税の精算と住民税の計算を
- 会社が行う手続
です。
手続のために、あなたが準備することがあります。なぜこの準備をするのか?準備することによる効果は?をお伝えします。1回目は、扶養控除申告書でした。2回目の今回は、保険料控除申告書です。
保険料控除申告書をなぜ提出する?
健康保険料・介護保険料・厚生年金保険料・雇用保険料は給与や賞与から引かれており、税金を少なくする効果があります。ただ、これらの金額は会社でわかっているので申告書に記載する必要はありません。保険料控除申告書に記載するのは、あなたが加入して保険料を払っている保険です。
会社はあなたがどんな保険に加入しているかはわからないため、保険料控除申告書できちんと伝えましょう。
保険料控除申告書に記載することは?
生命保険や個人年金、地震保険、iDeCoに加入して保険料を払っている場合は、証明書が来ているかマイナポータルで証明書のデータを受け取っているでしょう。証明書を確認しながら記載しましょう。
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- 社会保険料控除
- 小規模企業共済掛金控除
の種類があります。
国税庁ホームページ
国税庁ホームページ
国税庁ホームページ
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保険料控除申告書を提出することの効果は?
加入している保険、払った保険料の金額によって、所得税・住民税を少なくすることができます。
生命保険料控除、地震保険料控除には、対象になる金額に上限があるため、払えば払うほど少なくするということはできません。社会保険料控除、小規模企業共済掛金控除は、払った金額がそのまま対象です。
次回は、住宅ローン控除です。
今日のポイント
- 保険料控除申告書はあなたが払った保険を伝えるもの
- 対象となる金額に上限があるものもある