【制度の使いこなし方】マイナンバーカード、そろそろ準備しますか?

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あなたはマイナンバーカードを持っていますか?マイナンバーカードの普及率は2021年7月1日現在で約35%です。3人に一人は持っているということですね。普及率が上がったのは、なんといっても2020年9月からのマイナポイントからです。キャッシュレス決済を使っている人が、マイナポイントを使うためにマイナンバーカードを作ったという話をよく聞きます。やはりポイントは強しですね。ただ、それでもまだ3人に2人は持っていません。持っていない理由を聞いてみると、

  • 持っていても使い道がない
  • 免許証があるから身分証明書が必要ない
  • マイナンバーを持ち歩くのがこわい

の答えが返ってきました。私はマイナンバー制度ができた5年前にマイナンバーカードを作り、身分証明書として使ったり、住民票をとるときなどにコンビニで割引料金でとったりしています。

あなたはマイナンバーカードを持っていますか?持っていないのであれば、持たない理由はなんでしょうか?

マイナンバー制度導入後のロードマップによれば、これからマイナンバーカードを使ってできる手続は増えていく予定です。

マイナンバー制度導入後のロードマップ(案)

(内閣府ホームページより)

マイナンバーカードを健康保険証代わりに使えるオンライン資格確認

2021年3月からの予定でしたが、延期されて2021年10月からの運用開始予定です。マイナンバーカードを健康保険証として使えれば、

  • 住所や氏名変更、入退職などによる保険証の返却や入れ替えが不要
  • 入院時に必要な限度額認定証の発行申請が不要
  • 健康保険証を病院窓口で預けることが不要

など、病院に行ったときの手続きは楽になるイメージです。

ただ、オンライン資格確認の対応をしている病院はまだ限られますので、健康保険証自体はしばらく必要でしょうね。

2022年度にはスマートフォンへのカード機能搭載予定

例えば病院を受診するときにも、スマートフォンをピッとかざして受付を済ませ、キャッシュレス決済で会計を済ませる、こともできるかもしれません。

前回のマイナポイントはキャッシュレス決済限定で使うことができました。また同じようなポイントを使うときがあれば、ポイントとキャッシュレス決済の紐づけの手続きがより簡単になるでしょう。前回のマイナポイントを使うまでの道のりはこちらのコラムをどうぞ。その1その2その3

2024年度には運転免許証との一体化が予定

これは大きい変更ではないでしょうか。一体化すれば、住所変更がワンストップでできたり、居住地以外での免許証の更新も可能になる予定です。講習もオンラインでできるようになるようです。運転免許証イコールマイナンバーカードになっていくのでしょうね。

明日から急にマイナンバーカードが必要、ということにはなりませんが、マイナンバーカード発行には最短でも1~2ヶ月はかかります。マイナンバーカードの申込や電子証明書の更新は以前のコラムで書いています。

特に2024年度の運転免許証との一体化で、免許更新にはマイナンバーカードが必要、ということになれば、申込が殺到して、さらに発行時期が遅れるかもしれません。混みあっていない時期に発行して手元に持っておけばあわてることはありません。 もしあなたが、マイナンバーカード持とうかな、と思っているなら、お申し込みはお早めに。

今日のポイント

  • マイナンバーカードでできる制度は増える予定
  • マイナンバーカードを持とうと思うなら混まないうちに申し込みをしましょう

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