NISA制度が2024年1月から変わります。
現在のNISA制度（旧NISA）と新しいNISA制度（新NISA）をお伝えします。制度を上手に利用して、投資スタンスを見直したり、決めたりしていきましょう。投資スタイルを決める時に大切なことはこのコラムに書いています。
前回は旧NISAと新NISAで変わることでした。
今回は、旧NISAと新NISAで変わらないことです。
変わらないこと①
- 旧NISAの一般NISAで購入できる運用商品は新NISAの成長投資枠で購入できます。
- 旧NISAのつみたてNISAで購入できる運用商品は新NISAのつみたて投資枠で購入できます。
多少の変更は出てくると思います。運用商品は確認してくださいね。
2024年1月以降も、一般NISAで買っていたものは購入してから5年、つみたてNISAで買っていたものは購入してから20年、そのままで運用でき、売却もできます。ただし、新しく旧NISA口座を使って運用商品を購入することはできませんし、新NISA口座に移すこともできません。
変わらないこと②
旧NISAを使っていた金融機関でそのまま新NISAを使う場合は、新NISA口座が自動的に設定される予定です。
この際だから新しい金融機関で新NISA口座を開きたい、と思ったときは、旧NISA制度を解約した証明が必要です。今旧NISA制度を開いている金融機関に手続について問い合わせしましょう。
こちらのよくある質問も参考にしてください。
金融庁ホームページ
NISA制度は制度の一つです。使ってもよいですし、運用するなら特定口座や一般口座という口座もあります。
金融庁ホームページ「た」から特定口座
余裕資金を使ってまずはチャレンジ、そして向かないと思ったら別の方法を考えましょう。
お金は有限です。上手につきあっていきましょう。
