- 貯蓄がなかなかできない!
- 貯蓄したいけどどうしたらいいかわからない!
- 貯蓄しなければならないのはわかっているけど、どのくらいすればいいの?
貯蓄の悩みは人それぞれです。悩みが人それぞれなら解決方法も人それぞれですが、悩みを解消するための最初のステップは、次の質問に答えていただくことです。
あなたの家計は貯蓄体質ですか?
貯蓄体質なら、貯蓄する準備は整っています。貯蓄体質でないなら、家計をまず貯蓄体質にすることから始めましょう。
貯蓄体質の家計とは、借金のない家計です。
借金と聞くと、消費者金融からのキャッシングをイメージされるかもしれませんが、こんなものも借金です。
- 住宅ローン
- コロナ関連で受けた融資
- 奨学金
- 教育ローン
- カードローン
- 自動車ローン
- クレジットカードのリボ払い
どれも、キャッシングや借金という名前ではありませんよね?ですが、これらは借金です。借金とは、将来のあなた自身から借りてきたお金ともいえます。将来のあなたからお金を借りて、今のあなたがしたいことをする、今のあなたが買いたいものを買う。その支払いは、今のあなたではなく将来のあなたが払います。すでにしたいことをしたり、買いたいものを買ってしまっているので、払わずに済ますことはできません。
借金の返済は、最優先です。
最優先ということは、家計の支出はまず借金の返済からです。
借金を返済した後に、
- 生活費
- どうしても使いたいもの
- 貯蓄
の順でお金を分類します。借金を返済すると、貯蓄にお金が回らないことも考えられますね。貯蓄にお金が回らない家計、そう、貯蓄体質でない家計です。
借金がある=貯蓄にお金が回すことができない、回せても少ない金額しか回せなかったりします。借金が悪いと言っているわけではありません。必要だと思ったから借金をしたのでしょう。ですが、借金を返済している間は、同時に貯蓄しようと思っても難しいのです。例えば奨学金を返済している間は、まず奨学金をすべて返し終わることを優先しましょう。奨学金を返し終われば、家計が貯蓄体質になり、貯蓄を始めることができます。貯蓄は早く始めれば、時間を味方につけてたくさんの金額を貯めることもできます。
あなたの家計が貯蓄体質になったら、まず生活防衛費を準備しましょう。それから貯蓄の目的や必要な時期を考えて、貯蓄の方法を選びましょう。
貯蓄ができないと悩んでいるあなた、
あなたの家計は、貯蓄体質ですか?