7月に入ったとたんに、台風4号が九州に上陸しました。台風といえば8月下旬のイメージがあったのですが、どんどん早まり、そしてシーズンが長くなってきています。梅雨は入ったとたんに明け、雨は恋しいけれども豪雨被害になるほどの土砂降りになるとこれまた困ります。できる限りの備えを、ということで昨年も書きましたが、今回も住まいの備えを確認しておきましょう。
- ハザードマップであなたが住んでいる地域と避難場所を確認する
- 防災グッズはいつも手の届くところに用意しておく
避難場所は、実際に行って確認しておいた方がいいですね。夜中に避難することもあるかもしれません。
家のための保険の補償内容を確認する
家のための保険とは、火災保険や住宅総合保険など、住まいを守るための損害保険です。
大雨で家に被害があったときには、基本的には自分のお金を出して修理します。 病気やケガには、健康保険という公的な保障がありますが、災害による被害には、そういった公的な保障はありません。あなたの住まいはあなた自身で守ることになります。そのために損害保険に加入しておきましょう。
大雨の被害は水害です。水害は保険によっては特約(特別の約束)ですから、あなたが保険に加入したときには補償に含まれていなかったかもしれません。損害保険の補償内容は保険証券に書いてありますので確認しておきましょう。もし水害が補償に含まれていなかったら、今から補償に含めることができるかどうか、保険会社に確認して、含めておいた方が安心です。保険の更新忘れはありませんか?火災保険は加入したらずっと補償が続くわけではありません。
ただ、損害保険の保険金は受けた被害に対してすぐには払われません。大雨の被害が広範囲におよぶと、保険会社も調査に時間がかかります。最終的に保険金がおりても、保険金が払われるまでの間の生活は、手持ちの現金で何とかしなければなりません。そんなときに役立つのが生活防衛費です。生活防衛費を作ることも考えておきましょう。
大雨で家に被害があったとき役立つもの
- 防災グッズ
- ハザードマップ
- 手持ちの現金
- 生活防衛費
- 家のための損害保険
備えはできる限りしておきましょう。あなたの家の復旧には、あなたの日頃の備えが役立ちます。