新年明けましておめでとうございます。昨年の今頃は、オリンピックという大イベントも控えており、どんな年になるのかと色々と予想していましたが、予想をはるかに上回る事態が起き、2021年の年明けはまだ明けない不安の中で迎えているのではないでしょうか。
とはいえ、私もあなたも、日々の生活は続いていますよね。今まで縁のなかったマスクや消毒液、検温なども生活もすっかりなじんだのではないでしょうか。緊急事態宣言が出るというニュースもありますが、昨年4月にも出た緊急事態宣言、出たら生活がどんなことになるか想像はつくと思います。出社することがないので時間がたくさんあった、緊急事態宣言時の感想でそんな声を聞きました。時間があるならぜひ、保険の見直しをしてみましょう。実は、1月は保険の見直しのチャンスなのです。なぜなら、保険会社が保険料を見直すのは4月が多いから。保険料を見直すということは、同じ保障、補償でも、払う保険料が高くなる可能性があるということですね。特に火災保険は、台風の接近、地震の発生が多くなっている地域は、保険料が上がる可能性があります。1月に保険を見直し、必要なら保障、補償を変更して3月には新しい保険にしておけば、保険料が上がったとしてもそれは必要なお金です。もしムダな保障、補償のままで続けていけば、保険料のムダ使いということになるかもしれません。お金は大切に使いたいものですよね。
では、保障、補償はどのように考えるのでしょうか?
保障とは、死亡保険や医療保険のように、保険事故が起こったときに決まったお金が出るものの、その決まったお金のことです。例えば、亡くなったときには3,000万円、一日入院したら3,000円、というものですね。このような保険は、すでに入っている公的保険にプラスして入るものです。死亡保険であれば遺族年金、医療保険であれば健康保険ではお金が足りなくなりそうであれば入っておいてもいいのですが、そうでなければ必要ないでしょう。保険はコストパフォーマンスで選ぶことが大切です。
補償とは、火災保険や自動車保険のように、保険事故が起こったときには受けた損害分のお金が出る、その損害分のお金のことです。自動車をぶつけたときに、修理代を保険で請求する、というものですね。このような保険は、公的保険では補償されませんので、あなたご自身で入っておく必要があります。ただし、住んでいる家が自分の家か賃貸か、自動車を持っているか持っていないか、また家や自動車の大きさや種類、新しいか古いか、によっても必要な金額は変わってきます。入るなら、保証よりも補償を大切に。
新しい年になりましたので、保険も念のために見直してみてはいかがでしょう?
そうそう、保険は商品でもあります。どんな保険商品を買うかをわかっていないのに、保険ショップに行くのはおすすめいたしません。あなたに必要な保障、補償を知った上で保険商品を買いに行きましょうね。
今の保障、補償は必要な保障、補償なのか?ということを悩んでしまったら、ぜひご相談くださいね。