あなたは、今年の夏に海外旅行に行きましたか?年末年始に海外へ行く計画を立てているでしょうか。
今回は、海外旅行中の病気やケガへの対応についてお伝えします。日本の健康保険は通用しません。どうしましょうか?
民間の保険で対応するなら?
海外傷害保険です。傷害保険は傷害(ケガ)を基本補償としています。海外旅行傷害保険は、家を出発してから帰宅するまで病気やケガを補償します。
海外傷害保険は、頻繁に海外に行く人以外は、必要なときに加入すればよいでしょう。
保険に入るときにチェックすることは?
保障内容は必ずチェックしましょう。ケガだけなのか、病気にも対応しているのか?
特にクレジットカード付帯の保険を使うときは、思ったよりも保障内容が少ない場合があります。クレジットカードについているから安心、と思わず必ずチェックしましょう。
海外旅行に行くまでにしておくことはある?
保険を請求するときの書類を、保険会社のホームページなどでチェックしておきましょう。
現地医師の診断書が必要な場合は、診断書をを取得するときに海外旅行保険の加入有無を問われることがあります。すぐに答えられるように準備しましょう。
- WEB契約証および英文付保証明書を印刷
- PDF化しスマホに保存
- 加入している生命保険会社に依頼し英文式診断書を持参する
治療費はどうなる?
大半の国では治療費は全額自己負担です。治療費以外の個室などの費用も高額で、救急搬送費用も実費の国が大半です。
海外での治療においても健康保険の高額療養費制度に似た制度の海外療養費制度があります。ただ、まずは自費で治療費を精算して、帰国後に国保や健保に申請すると所定の治療費が還付されます。
全国健康保険協会ホームページより
提出書類も確認しておきましょう。
新型コロナウイルス感染症への対応は?
外務省の海外安全ホームページのたびレジ(海外安全情報無料配信サービス)に登録し、渡航先の感染状況、今は新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の義務などの情報を確認しておくとよいでしょう。
外務省ホームページより
まだ新型コロナウイルス感染症は感染者が増減を繰り返しています。もし海外旅行先で新型コロナウイルス感染症に確認した場合の
- サポート方法
- 感染状況や治療
- 感染による隔離
- 同行者への対応
- 日本政府や渡航先政府の指導
など確認しておきましょう。もし一人旅の場合はさまざまな手続に一人で対応しなければなりません。旅行会社で予約をした人は現地窓口に任せるなど、万が一のためのサポートを受ける方法を事前に確認しておくと安心です。
気をつけて行ってらっしゃい!