【制度の使いこなし方】ダブルワークの注意点 その3~会社と自営業のダブルワークのときは?~

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あなたがダブルワークをするとき、注意することがあります。2つの会社で働くときの注意点として、3つの注意点を以前にお伝えしました。

では、もしあなたがダブルワークをするときに、会社と自営業というダブルのときの注意点は何でしょうか?会社を2つかけもちするときと何かちがうでしょうか?

「容子先生、2つの会社で働くのではなくて、会社で働くこととプラス、自営業として働くときにも注意点ってあるんですか?」

「もちろんあります」

「お願いします」

「1点目は、就業規則で副業について確認すること、これは2つの会社で働くときと同じですね」

「えっ?自営業なら必要ないのでは?」

「副業というのは、会社とは別のところで働くということです。会社で働く以外に働くとなると、働く時間も増えますよね。会社によっては、会社の仕事に差し支えがないように、副業は全面禁止にしているところもあります。もし副業がOKであったとしても、会社とは別のところで働くときには念のため確認しておきましょう

「はい、わかりました」

「2点目は、税金です」

「自営業では取られる税金が多いんですか?」

「それは自分で確定申告をしてみないとわかりませんね」

自分で確定申告をするんですか?」

「そうです。個人で事業をする人は、まず開業届や税金が安くなる効果がある青色申告の届を出します」

「そんなこともするんですね。色々準備も必要なんだ・・・」

「そうですね。準備も必要ですし、事業を始めてからは毎年確定申告をします。収入と支出を自分で管理して、まとめて年1回自分で確定申告をします。会社員と一緒に事業をしている人は、会社でのお給料なども合わせて確定申告をして、税金を自分で払うということになりますね」

「会社で経理の人がやっていることを自分でしなければならないんですね」

「もちろん、誰かに仕事として依頼することもできますけど、その分費用はかかりますね」

「そうですね、自分でするなら簿記の知識も必要ですか?」

「自分で収入と支出を計算して確定申告するなら、簿記の知識はあった方がいいですね」

「はい、わかりました。他には何かありますか?」

「3点目ですね。2つの会社で働くときの労災のことをおぼえていますか?」

「はい、労災で休んで両方の会社からお給料が出ないときに、両方の会社のお給料を合わせて手当が計算されるということでしたっけ?」

「そうですね。では、片方が自営業の場合はどうなると思いますか?例えば自営業の仕事中にケガをしたときは

「えっ、まさか」

「そのまさかです」

「まさか、何も出ないんですか?」

個人で事業をしている人は原則労災には入れません。建設業にたずさわっている人などの例外※はありますが、労災の対象外なので、仕事中にケガをしても労災からはお金は出ないんです」

「そんなあ・・・」

「そのために、自営業の人は、他の方法で収入がなくなったときに備える必要がありますね」

2つの会社で働くのと、会社と自営業で働くことでは注意点はちがうんですね」

「そうですね、始める前には気をつけて、わからないところがあればまた聞いてください」

「よろしくお願いします!」

※労災には、特別加入という制度があり、自分で事業をしている人であっても入れる場合があります。自分で事業をしている人が労災に特別加入するためには、労働保険事務組合に加入して、組合を通じて手続をします。

今日のポイント

  • 会社だけで働くことと、会社と自営業で働くときには注意点がちがいます
  • ケガ等で休んだ場合の補償がかなりちがうので、自営業を始める前には慎重に考えましょう

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