【制度の使いこなし方】将来投資の制度を考えよう!その1~NISA~

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10月4日は投資の日。このサイトでは今回から10月いっぱいは、投資についてのコラムをアップしていきます。お金とのつきあい方のコラムで、老後のためのお金の準備についてお伝えしました。こちらの制度の使いこなし方のコラムでは、お金の準備をするためのさまざまな制度についてお伝えしていきます。1回目の今回は、NISAです。

NISAとは、Nippon(日本版) Individual (個人)Savings Account(貯蓄口座)の略です。もともとイギリスにISA(個人貯蓄口座)という制度があり、その日本版です。個人が使える貯蓄口座、とは言っても、銀行の預金口座とはちがいます。銀行の預金口座とのちがいを比較してみましょう。

NISA口座はお金を預けるのではなく、金融商品を買って運用していくための口座

NISA口座は、金融商品を買うための特別な口座のひとつです。金融商品とは、株式、投資信託などですが、金融商品を買うためには銀行の普通預金や定期預金ではできません。一般口座、特定口座、NISA口座、つみたてNISA口座といった金融商品専用の口座があります。

NISA口座で買える金融商品は取引できる金融商品は、株式投資信託、国内・海外上場株式、国内・海外ETF、ETN(上場投資証券)、国内・海外REIT、新株予約権付社債(ワラント債)です。こちらでNISAで取引できる金融商品、取引できない金融商品を確認してみましょう。

NISAで取引できる金融商品

金融庁ホームページ

投資商品を売ったり買ったりしたときに出る売却益等に税金がかからない

銀行預金口座には利息という収入があります。利息には税金がかかり、税金が引かれて入金されます。NISA口座で金融商品を買って、売却したときの売却益や、金融商品を持つことで受け取れる配当金や分配金からは、税金は引かれません。ただし、無制限に税金が引かれないというわけではありません

売却益等に税金がかからない金額と期間は決まっている

銀行預金口座の利息に税金がかかるのは、口座にお金を持っている間はずっと変わりせん。口座に入っている金額によっても変わりません。NISA口座で売却益等に税金がかからないのは、毎年120万円が上限です。もし上限の120万円まで使い切れなかった場合でも、次の年へ持ち越すことはできません。

税金がかからない期間は最長5年間です。期間が終わったら、持っている金融商品をどうするか、3つの選択肢から選びます。

  • 売却してお金に換える
  • 一般口座か特定口座に預け替える
  • 新たなNISA口座の枠へ移す(ロールオーバー)

売却損失はそのまま

銀行預金口座では、預けたお金は引き出せば預けた金額のまま戻り、利息もつきますから損をすることはありません。ですが、金融商品を売買した場合には、買った金額よりも低い金額で売る売却損が発生することがあります

一般口座や特定口座で金融商品を買って、売却損が出た場合には、確定申告することで他の収入と売却損を相殺して、税金を少なくすることができますが、NISA口座で金融商品を買って売却損が出た場合は、税金を少なくすることはできません。損は出たままになります。売却益に税金がかからない代わりに、売却損があっても救われる道はないということです。

一人1口座しかNISA口座を使うことができない

・銀行預金口座は、さまざまな銀行で作って、使うことができます。NISA口座は、一人1口座しか使うことができませんある銀行でNISA口座を使って金融商品を買っている場合は、他の銀行でNISA口座で金融商品を買うことができません。NISA口座は1年単位で作る金融機関を変更することはできますが、その年の間は変更後のNISA口座を使うことはできません。制限があるんですね。

今持っている金融商品をNISAに移すことはできない

銀行預金口座に預けているお金を引き出して、他の銀行預金口座に預けることはできますが、一般口座や特定口座で持っている金融商品をNISAに移すことはできませんNISA口座を開設してから新たに金融商品を買うことになります。

そして、NISA口座を新規に開設できるのは、2023年12月までです。2024年からは新NISAに変わります。新NISAについては後日このコラムでお伝えします。

NISAについては、こちらにも書いてあります。

NISAについて

金融庁ホームページ

今回は、銀行預金口座とNISA口座のちがいや特徴についてお伝えしました。次回はつみたてNISAです。

今日のポイント

  • NISA口座は、金融商品を買ったり、保有したりするための特別な口座
  • 特徴を知って使いましょう

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