【制度の使いこなし方】将来への備えにはどれを使う?~その3 つみたてNISA~

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お金とのつきあい方のコラムで、将来への備えのポイントについて書きました。今回は、それぞれの備えについて使いこなし方をお伝えする最終回。つみたてNISAです。

前回のコラムで、NISAについてお伝えしました。NISAと同じく、つみたてNISAも投資用の特別な口座です。

つみたてNISAとは?

(金融庁ホームページより)

つみたてNISAの特徴について、まずはNISAと同じ特徴です。

  • 預金のためではなく、投資をするための口座
  • 一人一口座のみ。1年間は変更できない
  • 口座で買った投資から得られる配当金や売却益に税金がかからない

次に、NISAとはちがう特徴です。

  • NISA口座を使って購入できるものは、株式や投資信託などですが、つみたてNISA口座を使って購入できるものは、一定の投資信託のみです
  • NISA口座で利益に税金がかからないのは毎年120万円までですが、つみたてNISA口座は毎年40万円まで
  • NISA口座の120万円の枠は5年使え、5年たつと、5年たったときの金額で新しいNISA枠に移し替えることができます(ロールオーバー制度)が、つみたてNISA口座の40万円の枠が使えるのは20年間
  • NISAは2023年12月までの制度ですが、つみたてNISAは2042年12月までの制度

NISAとつみたてNISAは同時に持つことができません。2024年1月からは、つみたてNISAとNISAを合わせた新NISA制度(5年間)が開始する予定です。

では、今から投資を始める場合、NISAかつみたてNISAかどちらを選べばいいでしょうか?

金融機関で今から投資を始めたい人にこんな説明をしているのを耳にしました。

「NISAは一括で投資信託を買いたい人のため、つみたてNISAは積立で投資信託を買いたい人のためのものですよ」

この説明は正しいのでしょうか?

確かに、税金がかからず投資できる金額の枠がNISAは1年に120万円、つみたてNISAは1年に40万円です。今100万円の投資信託を買いたい人にとっては、つみたてNISAでは40万円分しか税金がかからない枠がないので損では?と思うかもしれません。でも、この説明には抜けている点があります。

それは、

NISAでも積立で投資信託を買える、ということです。

枠が120万円というだけで、積立で投資信託を買えないわけではありません。実際、私はNISA制度を使って積立で投資信託を買っています。

NISAを使うか?つみたてNISAを使うか?もしあなたが今から始めて投資を始めるというのであれば、つみたてNISAの方がいいでしょう。

理由は、

  • つみたてNISAで買える投資信託は、大きな利益は出ませんが、大きな損失が出ないものばかり集めています。初心者には使いやすいと思います。
  • それに、今NISA口座を開いたとしても、投資信託を買い続けたければ、2024年1月からは、つみたてNISAの枠も使って投資をしていくことになります。つみたてNISAを最初から使っていれば、2042年まではずっと同じ制度で使い続けることができます。

あなたが投資に慣れてきて、つみたてNISAの対象外の株式などを買いたくなったら?そのときには特定口座を開いて購入すればよいのです。特定口座についてはこちらのコラムに書いています。

今日のポイント

  • 初めて投資をする人はつみたてNISAを使って投資に慣れましょう
  • NISAでも積立投資はできます

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