NISA制度が2024年1月から変わりました。
- 利益(売買益や配当など)が非課税になる期間が無期限
- 口座開設期間の期限なし
- 成長投資枠(一般NISAの新バージョン)とつみたて投資枠(つみたてNISAの新バージョン)の枠が変わり、両方使える
金融庁ホームページ
2023年12月までNISAかつみたてNISAを使っていて、そのまま使っている人もいるでしょう。
一般NISAかつみたてNISAで買った投資信託などを、新バージョンのNISAに移すことはできませんので、タイミングを見て、次の3つから選びましょう。
- 特定口座などの課税口座に移す
- 売却する
- そのまま一般NISAかつみたてNISAの非課税期間が終わるまで持っておく
一般NISAかつみたてNISAの非課税期間が終われば特定口座などの課税口座に移すか、売却するかどちらかの選択になります。
新バージョンのNISAは新しい制度ですが、制度が新しくなったからと言って、投資スタンスを変える必要もありませんし、無理に投資する必要もありません。 NISA制度やつみたてNISA制度は、投資をするための手段の一つですので、使わなくても投資はできます。
投資スタンスを決めるときに、大切なことが3つあります。
あなたのお金を分ける
- 生活費などの今使うお金
- 生活防衛費
- 5年以内に使うお金
- 将来お給料で生活できなくなったときのお金
投資に使うのは、4つ目の将来のためのお金の一部分です。
投資にまわせる金額の目安
そのお金、70%になっても大丈夫?
例えば、100万円あったら、70万円になっても大丈夫ですか?10万円くらいなら減ってもいいかな、と思ったら、10万円÷70%=約15万円が、今あなたが投資にまわせる金額のめやすです。
まずは体験から
一度体験してみて、投資に向かないとわかったらさっさと撤退しましょう。
ネットで情報を探っても、経験している人の言葉を聞いても、投資するのはあなたのお金で、投資するのはあなた自身です。
投資をしなくても、お金を準備しておくことはできます。
(2023.3.17のコラムを加筆修正して再掲しました)