9月半ば、台風14号が日本列島を縦断、15号が東海地方を直撃しました。大きな被害が出たところもあります。
あなたの住まいの備えはできていますか?
- ハザードマップであなたが住んでいる地域と避難場所を確認し、実際に歩いて行っておく
- 防災グッズはいつも手の届くところに用意しておく。
- 家のための保険の補償内容を確認する
家のための保険とは、火災保険や住宅総合保険など、住まいを守るための損害保険です。
台風の雨風で家に被害があったときには、基本的には自分のお金を出して修理します。病気やケガには、健康保険という公的な保障がありますが、災害による被害には、そういった公的な保障はありません。あなたの住まいはあなた自身で守らなければなりません。そのために必ず損害保険には加入しておきましょう。
お住まいが賃貸であっても同じです。賃貸ならば、家の持ち主の大家さんに賠償が必要になるかもしれませんので、借家人賠償責任(しゃっかにんばいしょうせきにん)補償もつけておくと安心です。
補償はついていますか?
雨の被害は水害、風の被害は風害です。水害や風害は保険によっては特約(特別の約束)ですから、あなたが保険に加入したときには補償に含まれていなかったかもしれません。損害保険の補償内容は保険証券に書いてありますので確認しておきましょう。もし水害や風害が補償に含まれていなかったら、今から補償に含めることができるかどうか、保険会社に確認して、含めておいた方が安心です。
保険の更新忘れはありませんか?
火災保険は加入したらずっと補償が続くわけではありません。
生活防衛費も忘れずに!
損害保険の保険金は受けた被害に対してすぐには払われません。被害が広範囲におよぶと、保険会社も調査に時間がかかります。最終的に保険金がおりても、保険金が払われるまでの間の生活は、手持ちの現金で何とかしなければならないでしょう。そんなときに役立つのが生活防衛費です。生活防衛費を作ることも考えておきましょう。
台風で家に被害があったとき役立つもの
- 防災グッズ
- ハザードマップ
- 手持ちの現金
- 生活防衛費
- 家のための損害保険
備えはできる限りしておきましょう。あなたの家の復旧には、あなたの日頃の備えが役立ちます。