- 収入が少なくなっているから、一生懸命節約しているのにどうして貯まらないの?
- 貯蓄がなく不安です!
- こんなに頑張っているのになぜ貯まらない?
どうしたらいいですか?
そういう悩み、不安を持っているあなた、では一つ質問です。
本当に貯蓄がないんですか?貯蓄が少ない、ということではなく?
貯蓄がない、ということと、貯蓄が少ない、ということは似ているようでまったくちがいます。先ほどの質問の答えが、”いえ、ないわけではありません、でも少ないんです”という答えであれば、解決はそうむずかしくはありません。貯蓄が少ないということは、自分が思っている金額よりも少ない貯蓄しかない、ということですから、
- いくら必要なのか?
- いつまでに必要なのか?
- 何のための貯蓄?
など、具体的に考えていきましょう。
貯蓄が少しでもあるのであれば、まず貯蓄ができているあなた自身をほめてあげましょう。それから、あなたが必要な金額に足りていないのであれば、いくら?いつまでに必要?何のために必要?と考えていけばいいのです。
ところが、ここまで来ると必ず突き当たる問題が一つ。
なぜ貯まらないのかわからない
例えば毎月お給料として銀行に入るお金は23万円、そこから毎月3万円を貯蓄しているのなら、1年なら3万円×12ヶ月=36万円貯まるはず。どうして年間で20万円しか貯まってないの?なぜ?という疑問です。
この疑問の答えは一つ。臨時支出を考えていないからです。例えば結婚式などの冠婚葬祭の費用、帰省費用、母の日や父の日、誕生日のプレゼント。などはありませんか?それは毎月の支出には入れられませんよね。となると、どこから支出しているのでしょうか?貯めている貯蓄から支出しているのではないでしょうか?毎月コツコツ3万円貯蓄しても、その中から臨時支出を出してしまえば、トータルの貯蓄は36万円より少ない。思ったより貯まらないわけです。
毎月コツコツの貯蓄36万円から、臨時支出として例えば10万円が支出するのであれば、36万円-10万円=毎年26万円の貯蓄と考えて貯蓄計画を立てると、貯蓄がない、貯まらない、という悩みからは解放されます。
でも、臨時支出はどのくらい出るか予想できない?そんなあなた、臨時支出を出す別財布=生活防衛費を貯めた財布を作りましょう。その中から臨時支出を出すことにすれば、毎月コツコツの貯蓄=思った貯蓄金額になりますよ。生活防衛費についてはこちらのコラムをどうぞ。