【お金とのつきあい方】新生活、賃貸で暮らすあなたに必要な保険は?

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4月は新生活が始まるとき。賃貸で一人暮らしを始めたり、引っ越しをして新たに部屋を借りた人もいるでしょう。今回はそんな賃貸で暮らすあなたに、必要な保険についてお伝えします。

賃貸の契約をするときに、保険の契約もしたのではないでしょうか?保険の内容は確認されましたか

賃貸に暮らすあなたには必要な補償があります。

火災保険

損害の被害を受けたとき、損害を出してしまったときにも役立ちます。

  • 損害の被害を受けたとき

万一あなたが住んでいる賃貸の建物が火災の被害を受けてなくなってしまった場合です。火災を起こした人に重大な過失がない場合、例えば失火の場合などには、損害を受けても、火災を起こした人に損害賠償は請求できません。建物は持ち主、つまり大家さんが加入している火災保険で補償してもらうことになります。建物が火災でなくなれば、あなたが部屋に置いている家具などもなくなってしまいます。あなたの損害の補償は誰に請求するのでしょうか?この場合、実は誰にも請求できません。ですが、火災保険に入っていれば、損害の補償を保険会社に請求できます。火災の他にも、

  • 水漏れによって家財が濡れてしまったとき
  • 台風などの強風でどこから飛んできた植木鉢で窓が割れてしまったとき

火災ではありませんが、火災保険にプラスで水災や風災をつけることができます。損害を受けたときに役立つのが火災保険です。

  • 損害を出してしまったとき

被害を受けたときに火災保険が役立ちますが、では損害を出してしまったときは?そんなときのためにさらに補償をプラスでつけておくと安心です。

  • 借家人賠償責任保険

あなたが火災などを起こしてしまった場合に役立ちます。

もし、あなたが出した火災があなたの失火であっても、あなたには大家さんに原状回復義務(借りたものをもとの状態に戻す義務)を負っていますから、その義務は果たさなくてはいけません。火災なら損害賠償の金額は大きくなる可能性がありますから、借家人賠償責任保険で対応します。

  • 個人賠償責任保険

自転車で事故を起こしてしまったときにも対応するものですが、あなたが水漏れを起こしてしまった場合や、台風でベランダに置いてあった植木鉢が飛んでいき、他人の家の窓を割ったときにも対応できます。

自分のものではない部屋を借りているあなたには、実家暮らしやマイホーム暮らしの人とはちがった補償が必要です。あなたは火災保険に入っていますか?入っているなら、内容を確認しておきましょう。

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