家計管理ができている、それは、家計を知っているということ。
家計は固定費と変動費でできています。
- 会社に行かなくても、家にいてもかかる必ず費用が固定費です。例えば電気代、ガス代、水道代、通信費、外食代、家賃。
- 会社に行く日が少なくなれば少なくなり、家にいる日が多くなれば多くなるなど、あなたの生活が変われば変わる費用が変動費です。例えば交通費、食料品代。
家計管理とは、家計を知ることです。固定費はいくらかかる?変動費はどのくらい変わる?あなたはあなたの家計を知っていますか?
あなたの家計を知らずに、光熱費がいくら節約できる!通信費をいくら節約できる!という情報を見て、同じようにがんばってしまうと、ストレッチや練習をしないままにフルマラソンを完走しようとするようなものです。必ず途中で挫折し、「家計管理なんてもういい!」。
せっかく家計管理のスタートに立ったのにもったいない!家計管理は一生続くものです。まずはスタート、マラソンで言えばストレッチや小さい距離を走る練習からしていきましょう。
「でも、家計管理って、家計簿をつけたり家計簿アプリで写真を撮ったりでしょう?面倒です」
そう、私も面倒です。面倒ですししたくないので、こんな家計管理をしています。家計簿も家計簿アプリも全く使わない家計管理です。まずは、固定費管理から。
固定費をすべて一つのクレジットカード払いにする
固定費とは、あなたが会社に行かなくても、家にいてもかかるお金です。電気代、水道代、ガス代、ネット、携帯代、新聞を取っているなら新聞代。一つのクレジットカードで支払うように手続をします。口座振替だと光熱費は少し安くなる、携帯代なら携帯会社のキャッシュレス決済を使えばポイントがつく、などのメリットがあります。そのメリットを使うならこの方法は使わない方がいいでしょう。私は家計管理をすることだけを考えて一つのクレジットカードを使う形をとりました。
そもそも、家計管理ができない理由の一つが、費用をまとめるのに時間がかかる、ということなのです。電気代は口座振替、携帯代は携帯会社のキャッシュレス決済、新聞代はクレジットカード、だと、費用を計算しなくては家計を知ることができません。まとめて計算することすら面倒だと思っているのに、家計管理なんて、ねえ? クレジットカードで払うようにすると、
固定費は毎月のクレジットカードの支払金額
です。わかりやすいですよね。私はこの方法で10年以上家計管理をしています。家賃は残念ながらクレジットカード払いができないので口座振替ですが、クレジットカードの支払額プラス家賃が固定費なので、家計管理が半分できていると言っていいでしょう。 変動費の管理は次回で!