- 「コロナ禍で収入が減って家計が苦しい!」
- 「節約したいけどどうすれば?」
- 「なかなか節約の効果が出ない!」
節約はなるべく効果的にしたいですよね。収入が減って家計が苦しいとき、節約を効果的にするポイントをお伝えしましょう。
- ローンの繰り上げ返済はしない
ローンの繰り上げ返済は、家計を健全化させる方法の一つですが、今回は収入が減って家計が苦しいのですから、ローンの繰り上げ返済はやめましょう。
ローンの繰り上げ返済は、将来的には楽になりますから、お金に余裕のあるときは効果的ですが、お金に余裕のないときには、今の生活を圧迫することになりかねません。
- 通信費の見直し
スマホなどの携帯電話の料金見直しですね。通信費は家計の中では固定費と言われ、毎月必ず出ていく費用です。毎月必ず出ていく費用を例えば1,000円減らせたとしたら、1年間で12,000円、10年なら120,000円。食費や光熱費を見直すよりも家計に効果的です。
それはわかっているけど、見直しはどうすれば?
見直しのコツは、ショップへ行く前にあります。
- 自分が携帯電話でやっていることを書きだす
- 料金の上限を決める
- 自分が携帯電話でやりたいことを書きだす
何も考えずにフラッとショップに立ち寄ったなら、ショップが進めたいものを進めてきます。これはどんなお店でも同じです。ですから、何をしたいのか、何をいつも主に使っているのか、を書き出してみましょう。
- 電話?
- LINE?
- SNS?
- ネットをよく見る?
- 動画をよく見る?
などなど。そして、上限の料金を決めておきましょう。
- 今が例えば月8,000円なら、7,000円にはしたい
などですね。
ショップでやりたいことと上限を伝え、プランがあるかを確認します。今は家計の見直しで、通信費を低くすることが目的なのですから、まずは料金ですね。何をしたいのか、は優先順位が下がると思います。したいことが全部できるプランがない場合には、やりたいことの優先順位の低いものは携帯電話ではしない、ということも選択肢の一つです。
オプションをつけると初期費用が無料、というプランもありますが、オプション費用は解約しない限りずっとかかります。オプションを解約し忘れてしまうと、500円のオプションでも、500円×12=6,000円、10年なら60,000円です。必要でなくなったオプションは自分できちんとはずすようにしましょう。
- 保険の見直し
保険を見直して〇〇円節約!よく聞くフレーズですよね。ですが、やみくもに見直すのは支出に効果的ではあっても、あなたには効果的ではないかもしれません。見直しのコツをお伝えしましょう。
- 火災保険、個人賠償責任保険、自動車保険
社会保障がない分、必須の保険です。ただ、負った損害を補償してくれるのであって、損害以上のものは補償してくれません。例えば、1億円の火災保険を掛けていたとして、火災で負った損害が2,000万円であれば、2,000万円の損害分しか保険金は出ないということです。あまり大きな補償をつけて保険料を払っていても、保険金は思ったほど出なかったということがありますので、毎年とは言いませんが、契約を更新する時期が近いなら、補償額を見直してみましょう。
・死亡保険、医療保険
保険の名前に惑わされず、保険証券の保障に死亡保険金があれば死亡保険、入院、通院などがあれば、医療保険です。死亡や医療については、健康保険や遺族年金で一部は保障されますので、家族状況によっては、それほど多くの保障は必要ないでしょう。例えばあなたが独身で、死亡保険1億円に入っていたとしても、あなたが亡くなったときに生活に困る、1億円必要だ、という人がいなければ、ムダな保険料になってしまいます。
保険はできるだけスリムに、必要最低限で入ることがコツです。
節約は効果的にしたいものですよね。私はどうなの?と思われた方はご相談ください。