Twitter社が大量解雇?のニュースが飛び込んできたのは今週の始め。情報が飛び交っている中で、解雇ではなく退職勧奨(たいしょくかんしょう、会社が退職をすすめる)だったということですが、(11月8日現在)、まだまだSNSやメディアをにぎわせています。
解雇って何?と聞くと、クビになる、働きたいのに会社を追い出される、という答えが返ってきます。それはまちがいではありません。ただ、あなたが会社員であるなら、今のうちに心にとめておきましょう。
会社に雇われて働くということは、会社と労働契約(雇用契約)を交わす
ということです。つまり、会社と契約を交わしているのです。会社が人を雇う、会社員が会社に雇われる。当然条件があります。あなたは会社に雇われるときに、条件を確認していますか?会社は、雇う人には必ず雇うときに条件を明らかにしないといけないこととなっています。
厚生労働省ホームページより
契約なので、契約を交わした会社と会社員のどちらからでも解除することができます。
- 会社員から解除することを退職
- 会社から解除することを解雇
Twitter社は、会社から社員に対して契約の解除を申し出たのです。日本の法律では、退職に比べて解雇は条件が厳しく、なかなかできません。
今後どのように事態が進むかを見守りたいと思いますが、会社員であるあなたは会社と契約を結んでいるということ、契約の条件を今一度確認しておくことをおススメします。
会社から契約を解除するときはルールを守らないといけませんが、あなたから契約を解除するときも、ルールは守らないといけないのですから。