【制度の使いこなし方】お給料から引かれているものを活用しましょう その1~スキルアップのために~

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お給料から引かれているものが気になりませんか?

健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税、住民税。取られているだけで何も役に立たない!と思っているあなた、活用できる方法をお伝えします知らなければ活用できないのが制度です。せっかく払っているのですから活用しましょう

スキルアップのために資格を取りたい、と思っていませんか?

資格を取るための勉強の方法は色々あります。

  • テキストを買って自分で勉強する
  • 無料で見られるオンラインで学ぶ
  • 資格講座を受ける。

資格講座を受けるために講座料金を払ったとき、講座料が一部戻ってくる制度があります。教育訓練給付金制度といいます。教育訓練給付金は、雇用保険の制度です。お給料から雇用保険が引かれていれば活用できます

どのくらいお金が戻ってくるのでしょうか?

受ける授業のレベルによって、3つに分かれます。

  • 専門実践教育訓練(看護師など) 受講費用の50%、ただし上限が40万円です。50万円払ったら、25万円戻りますね。
  • 特定一般教育訓練(税理士など) 受講費用の40%、ただし上限が20万円です。50万円払ったら、20万円戻りますね。
  • 一般教育訓練 受講費用の20%、ただし上限が10万円です。50万円払ったら、10万円戻りますね。

いつでも、何度でも活用できるのでしょうか?

  • 初めて受けるときには、1年(専門実践教育訓練は2年)以上雇用保険がお給料から引かれていれば対象です。
  • 2回目以降は、前回から3年以上空いていれば対象です。

念のため、あなた自身が教育訓練給付金が活用できる対象となっているか、ハローワークで確認してみましょう。

資格講座を受ければ自動的にお金が戻ってくるのでしょうか?

  • 専門実践教育訓練と特定一般教育訓練は訓練前にキャリアコンサルティングを受ける必要があります。あなたが受けている講座が、専門実践教育訓練か特定一般教育訓練か一般教育訓練かを、授業を受ける学校に確認してみましょう
  • お金は授業を受け終わってから必要な書類をあなた自身が手に入れて、ハローワークに手続を行ってから戻ってきます会社や学校が代わりにやってくれるわけではありません。

教育訓練給付制度

厚生労働省ホームページ

次回は、もし入院しないといけなくなったとき、お金の支払を少なくする制度です。

今日のポイント

  • スキルアップのために資格講座を受けるときに、教育訓練給付金を活用しましょう
  • 雇用保険からお金が出ます。手続は自分でしましょう。

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