キャッシュレス決済。あなたもキャッシュレス決済をしていますか?
キャッシュレス決済とは、お金を払うときに現金以外を使うことです。
- 会社に行くときの定期券を、交通系ICカードで使っているなら、キャッシュレス決済
- ものを買うときにクレジットカードを使ったなら、キャッシュレス決済
- 電気代やガス代を口座振替にしているなら、キャッシュレス決済
口座振替がキャッシュレス決済だということは意外でしたが、今までもキャッシュレス決済は存在していました。
ですが、キャッシュレス決済という言葉が脚光を浴びたのは2019年10月の消費税アップのときです。2019年10月から9ヶ月間、2020年6月までキャッシュレス決済でポイント還元が始まったからですね。このポイント還元で、キャッシュレス決済を使う人が増えました。
私も、交通系ICカードは以前から使っていましたし、クレジットカードも生活費支払で使っています。税金は口座振替ですし、知らずにキャッシュレス決済を使っていたのですが、2020年4月にある事情によりペイデビューをいたしました。そのペイとは、PayPay。何とかペイといえば、楽天ペイ、LINEペイなどがありますが、その中でもPayPayを選んだ理由は、実は必要にせまられて、でした。
あるグループ内で、3月にグループをやめる人に記念品を贈ることになり、お金を出しあって渡そうということになりました。本来なら、3月に送別会を行ってその場で贈呈、来られない人には記念品は送ります。お金は私が一括して立て替えて、4月以降メンバーに会ったときに現金で徴収するはずでした。ですが、4月にあることが起こって現金で徴収が不可能に。そう、あの緊急事態宣言です。グループのメンバーに会える日はいつになるか、私が立て替えたお金はどうしましょうかね?そんなときにグループ内から助言がありました。
「PayPayから送金しますよ。手数料もかからないし」
「PayPay?いや、私持ってません」
「他のペイも?」
「持ってません」
「なんで?」
「なんとなく・・・」
「いつお金を回収できるかわからないし、もうキャッシュレス決済の時代だから、ファイナンシャル・プランナーなら一つくらいペイ持っておくべきでしょう」
「そんなものですか」
「そんなものです」
流された感はありますが、確かに世はキャッシュレス決済時代。交通系ICやクレジットカード、口座振替以外の新しいキャッシュレス決済=何とかペイをひとつも持っていないというのはお金の専門家としては確かによろしくない。そんな結論に至った私がPayPayデビューをしたのは2020年4月下旬。登録は簡単でしたし、グループ全員からではないですが半分くらいは回収できました。
コンビニなどで財布を出さずに決済できて便利だな、と思っていたのですが、PayPayのことをきちんと調べずに入った私。やっぱり知らないということは損をする、そんなできごとが今日までの2ヶ月間に2つ訪れました。
1回目はほぼ回収できた5月中旬。
立て替えたお金は銀行から出金していたため、回収したお金を銀行へ入金しよう、と思って手続をしようとしたら・・・あれ?できない?マネーライトだからできない?マネーライトって何?
銀行口座の紐づけをせず、本人確認をする前に入金されたお金は、PayPayで決済はできますが、銀行口座に出金はできないのです。
きちんと調べなかった私がよくなかった。がっくりしましたが、仕方がありません。回収したお金はひたすら決済のみに使っています。
そして2回目は6月中旬。本人確認もして、銀行口座を紐づけました。そしてPayPayに現金を入金しようとコンビニに入りました。そうそう、銀行口座を紐づける前に一度コンビニATMから入金をしていたので、今回も同じように現金で入金しようと思ったのですね。
ところが、コンビニのATMの前に立って、まずスマートフォンの画面のチャージボタンを押した私に待っていたのは、スマートフォン画面の銀行口座からチャージされましたの文字。えっ?現金でチャージしたいのに?なぜ?
後で調べたら、現金でチャージするには、まずコンビニのATMを操作してからスマートフォンの画面から操作する、の順番だったんです。
そりゃ、スマートフォンを先に操作したら、銀行口座が紐づけされているのですから銀行口座からチャージする方が一番簡単ですよね。スマートフォンだけで完結するんだから一番いい方法ですよねえ。
ペイ初心者の私は、失敗しながらキャッシュレス決済とつきあっていくことになりそうです。先に調べておけば?はい、ごもっともです。