7月1日の日経新聞に、このような記事がありました。
組織の活力を高め、イノベーションをどう起こすか。(中略)たどり着いたキーワードは“心理的安全性”だ。
出典:日本経済新聞 2019年7月1日朝刊
この記事は、働く人の心の状態が仕事ぶりにも会社の業績にも影響を及ぼす、だから会社を成長させるには働く人の幸福感を増やそう、ということが書いてあります。
書いてあることは、私にとっては特に目新しいことではなく、確かに確かに、とうなずいて読んでいたのですが、とまどったのは記事の中のカタカナの嵐。イノベーションから始まり、記事に書いてあるカタカナは17個!
キーワード=解決の上で鍵となるもの、のように意味がすぐにわかるものもありますが、ん?これはどういう意味?と一瞬戸惑ってしまうものもありました。
例えば、
- イノベーション=これまでにない新しい発展
- ナレッジキャピタル=知識の交流から新たな価値を生み出す拠点
など、調べなくてはわからないものの多いこと!記事の中でカタカナに当たるたびに意味を調べることにちょっと疲れてしまい、せっかくいい内容なのになあ・・・とため息がこぼれました。
ここまで当たり前のようにカタカナを連発されると、知らない私が”物知らず”なのか、という思いが浮かびます。
日本語だけでも通じないのかな?これを日本語だけで書くとどうなるのかな?と思い、冒頭の文章を日本語のみで書いてみました。
組織の活力を高め、これまでにない新しい発展をどう起こすか。(中略)たどり着いた解決の鍵は“心理的安全性”だ。
十分通じると思うんですけどねえ、これじゃダメですかねえ。