新型コロナウイルスパニックで2月25日(連休明け)の株価が下がったことは記憶に新しいのですが、それから1週間。新型コロナウイルスに対する不安から手洗いやうがいをきちんと行っている人が多いためか、インフルエンザにかかる人は昨年より減ったそうです。
新型コロナウイルスパニックで浮き彫りになったのは、わからないことへの不安だと私は思います。
予防注射をすれば大丈夫なわけじゃない、マスクをすれば安心なわけじゃない、手を消毒しても消毒しても不安が消えない、近くで咳が聞こえると身構える。
何をすればいいかわからない、という不安には、いつも使わない金額のお金を使ってでも対処しようとしませんか?そして後で考えたら、無駄に使ってたかも、と思うこともあったりしませんか?
何をすればいいかわかっている、という不安には、いつも使う金額のお金を使います。例えば、花粉症の方はこれからはマスク必須ですね。これは何をすればいいかわからない不安ではなく、マスクが必要なことがわかっている不安です。花粉症の方は自分に必要なマスクの数を知っています。ですから、昨年の余りがあれば、これに合わせてこのくらい買っておけばいいか、と判断し、無駄なお金は使いません。もし、買ったマスクを今年使わなかったとしても、花粉症が続く限り、マスクにかけたお金は無駄にはなりませんよね。
ところが、いつもなら暖かくなってくるとマスクには見向きもしない人達も、今年はマスクを買っています。もし、もう新型コロナウイルスの心配がない、ということがわかったとき、そのマスクはどうなるのでしょう。もちろん、マスクは保湿にも使えますから使えないことはありありません。ですが、こんなに買わなくてもよかった、という後悔が残る可能性もありますね。
そして・・・今現在、マスクが手に入らないという不安を抱えると、心にストレスがたまります。後悔やストレスは病気の一番の原因です。心にストレスがたまって弱った身体にはウイルスの攻撃に耐えられず、病気が重くなってしまうことも考えられます。
体調がよくなくても仕事を休めないときもありますよね。収入が減る心配もあります。有給休暇を使ったとしても日数には限界があります。療養中は医療費もかかります。病気が重くなってしまったら、あまりいいことは考えつかないですね。
そこで、私は提案します。
ウイルス対策をきっちり習慣づけませんか?
- うがい、手洗いをこまめにする
- 手を洗ったらきちんと水気をふきとる
- 通勤電車に乗るなど、人混みにいくときはマスクをつける
- 咳が出るとき、マスクがなければハンカチなどで口をおさえる
習慣化すれば、当たり前のことになります。
私も、毎日帰宅したらうがい、手洗いが習慣になっているので、しないと何か忘れているという感覚になります。
ウイルス対策が習慣化すれば、今後新しいウイルスにも健康な身体が対応してくれるでしょう。
身体に免疫力というパワーをつけて健康になれば、余計な出費をしないようになります。お財布も身体も心も健康になりますよ。
さあ、今から試してみましょう!