2024年のお金のつきあい方は新NISAから始まります。
新NISAとは、投資をするときの制度の名前です。あなたが18歳以上なら、投資をするときに新NISA制度を使えます。
新NISA制度を使うときには、金融機関で新NISA口座を開く必要があります。1つの金融機関でしか開けません。
特徴1 投資枠が２つあり、使える金額が決まっている
つみたて投資枠と成長投資枠があります。
つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて1,800万円まで使えます。ただし、成長投資枠は1,200万円ですから、成長投資枠だけで1,800万円は使えません。
- つみたて投資枠は、積立で投資をするための枠です。主に投資信託が対象です。
- 成長投資枠は、投資信託もありますが、株式を買うこともできます。積立で使ってもよいし、積立でなくても使えます。
使った枠の中にある投資商品を売って空きが出ると、次の年にはその投資商品を買った金額分、空き枠が復活します。
特徴2 投資できる期間は一生
新NISA制度は無期限化されました。
つまり、新NISA制度が続くかぎり、ずっと使えるということです。
運用益は非課税
新NISAで投資信託を買い、売ったときに利益（買った金額が売った金額より安い）が出たときには、利益に税金がかかりません。
株式を買って、配当をもらったときにも税金がかかりません。
2023年までのNISAやつみたてNISAと同じです。
金融庁ホームページ
2023年にNISAやつみたてNISAで買った投資商品は、NISAやつみたてNISAの期限が来るまではそのまま置いておけます。運用益、配当にも税金がかかりません。
ただし、新NISAに移すことはできませんので、期限が来れば売って現金にするか、新NISAではない投資口座に移しましょう。
新NISAで新たに投資を始める人がいるかもしれません。投資をはじめる前に、こちらのコラムで投資への向き合い方もごらんください。
