保険は助け合いの制度です。
保険料を払うことによって、保障(補償)という効果を受けることができます。
保険は3種類あります。
- 生命保険 死亡保険と言った方が分かりやすいでしょうか。
- 損害保険 モノに対する保険。火災保険や自動車保険です。
- 第三分野の保険 医療保険やがん保険です。
日本は健康保険や年金などの社会保障はかなり充実しています。にもかかわらず、加えて保険に入る人も多くいます。入っておいた方がいいのか?入らないといけないのか?
そんな疑問にお答えしましょう。
保険は影響と効果で選ぶ
影響は保険料の支払です。保険料を払えば税金が安くなる制度もありますが、払った保険料の全額ではありません。影響はお給料の金額や家族状況によって変わります。例えば所得税率が10%であれば、保険料10万円×10%=1万円の効果です。これに住民税が約10%つきますから、合計で2万円。10万円ではないのはわかりますよね。やみくもに保険に入ればよいというものではありません。
効果は保障(補償)です。
例えば生命保険の保障は、あなたが亡くなったら生活に困る人のためにあります。生活に困る人がいますか?遺族年金は出ますか?いくら出ますか?
例えば自動車に乗る人は、自動車保険は必須でしょう。自賠責保険だけでは、万一人にケガをさせたり死亡させたりしたときでは足りないと思いますので、対人賠償は無制限が安心でしょう。自動車に乗らない人には必要ありませんね。
あなたの家族状況、生活状況によって、入っておいた方がよい保険の保障(補償)内容は変わります。
保険の見直しも今の影響と効果で
保険料の支払が生活に大きな影響を与えているなら、保険を見直してみましょう。必要のない効果があるようなら、保障(補償)を下げる、解約などを考えてもよいでしょう。
保険料の支払いが生活に大きな影響を与えていなくても、家族状況や生活状況が変われば見直しをおすすめします。
保険は一度入れば終わりというわけではありません。見直しをしつつ、上手に加入しましょう。