新年になったことだし、家計を見直したいけれども、どこから手をつけていいかわからない!そんなあなたへ。
家計の見直しの王道を知っていますか?
家計を見直すというのは、今の支出を見直すということです。ん?収入を見直す、ということもできるのではないですかって?もちろんその通りです。転職、副業、投資、色々考えられますよね。あなたに合った収入アップの道はどういうものなのか?
それは、一人一人ちがうので、これですよ!とは答えられないのです。ぜひ個別にご相談ください。収入のアップ方法はそれだけたくさんあるということです。
ところが、支出見直しの方法には実は王道があります。こうすれば支出の調節はできる!という方法。それが、固定費を見直すということです。
固定費とは何でしょうか?固定費とは、家計の中で決まった金額が長期間にわたって出ていくものです。
家計は、変動費と固定費に分けられます。
- 変動費とは、毎月ちがった金額が出ていく支出や臨時的な支出→ 食費、光熱費、日用品(洗剤など)結婚祝金、時々する女子会や年末の忘年会
- 固定費とは、決まった金額が出ていく支出 → 保険料、住宅費(家賃・住宅ローン)、定期購入しているサプリメント、定期支払しているジムの会費
年間を通してみて、毎月同じ金額を払ってるなあ、というものが固定費です。固定費を家計の中からひろい出して、見直すことができないか確認してみましょう。
見直す、というと、削減する、安くする、というイメージがありますが、必ずしもそうではありません。固定費を変動費に変える、固定費同士で金額をやりとりする、というのも見直しです。
固定費を変動費に変えるとは、例えばこういうことです。
- 定期支払しているジムの会費を、行ったとき払いに変えた方が安くなるから行ったとき払いに変える
- 定期購入しているサプリメントを2つから1つにして、その分化粧品代にする
他にも思いついた方法があるのでは?
固定費の見直し、と検索すると、保険料の見直しがよく出てきます。保険は、あなたの家族状況によって必要なものが変わりますんので、必要最低限で加入しておくといいでしょう。独身で、あなたがいなくなってもすぐに生活に困る家族がいない、のであれば、死亡保険はなくてもいいかもしれません。医療保険は、健康保険があれば治療は3割で受けられますから、それほど多く入らなくてもいいかもしれませんね。保険の加入については、以前のコラムでも書いています。
保険とは、もし保険事故が起こった時に、公的な備えや自分の貯蓄ではとうてい支払えないことに備えるものです。保険事故が起こらなかったら、あなたではなく、その保険に加入している人に、保険事故が起こったときに支払われる助け合いの制度ですからね。まず自分を助けることが大切ですよ。
そして、家計の見直しは生活の見直しにもつながるかもしれません。家計の見直しをしたことで生活が変わり、不要なものを片付けて家の中がスッキリする、そんな効果もあるかもしれませんね。