保険の見直しをして、書類を書いて、保険料も払いました。でも、よくよく考えたら入る必要なかったかなって思うんですよね。
よく聞くお話です。
でも、保険料も払ったし、払った保険料は戻ってこないし、もったいないから続けようかな。
これもよく聞く言葉です。
保険を見直して、入り直した後に、やっぱりやめようか、解約しようか、と思ったときにじゃまをするもの、それは、あなたの人づきあいへの思いです。
保険を見直すときに、あなたの知り合いやあなたの親しい人の知り合いが保険を売っているから、とその人にお話を聞いて保険に入りませんでしたか?
そして、入った後に思いませんでしたか?
この保険、やっぱり入る必要なかったかもしれない。払った保険料は仕方ないけど、これから払うお金はもったいないから、保険を解約しようかな・・・。
でも、これからのつきあいもあるし、断ったら今後のつきあいに影響も出るのもいややだな・・・まあ、この保険は、まったく役に立たないわけじゃないから、このまま払い続けよう。
もちろん、そう考えて続けてもいいでしょう。一度はあなたが必要だろうと思って買った保険です。その人とのおつきあいの方が大切、と考えるなら何もしなくてもいいですよね。
ただ、おつきあいを続けていく大切さよりも、その保険を続けていくことのむずかしさ、つらさの方が大きく感じるのなら、ちょっと立ち止まって考えましょう。
そもそも、保険とは?
保険とは、その出来事が起こったときに、自分の財布の中身ではすぐに対応できないことに対応するために入るものです。
例えば、
- 死亡保険は、その人が亡くなったら家族が生活に困るときに入るもの
- 火災保険は、家が火事などで住みづらくなったときに備えるもの。
あなたが保険の見直しで入った保険は、その出来事が起こったときに、自分の財布の中身ではすぐに対応できないものですか?
そして、保険とは、助け合いの制度です。
もし、その出来事が起こらなかったら?保険料として払うお金は、他の人を助けるお金になります。また、保険料として払っていくお金は、入った保険のためにしか使えません。もしかしたらあのお金があったら、と思うこともあるかもしれませんね。
つきあいがあるから、という前提は一度置いて、もし、この保険が、たまたま立ち寄った保険ショップで契約したものならどうでしょう?
それならすぐ解約します!
あなたが解約をためらっているのは、保険の内容ではなく、保険をすすめてくれた人とのおつきあいのためですね。
いいえ、この保険は私に必要だから続けます!
あなたが解約をためらっているのは、保険の内容がいいものだからですね。
あなたは、どんな答えを出したでしょうか?解約する?それとも続ける?もしかしたら、まだ迷ったままかもしれませんね。
大切なあなたのお金です。あなたに必要ではないものに使うのはもったいないと思いませんか?
さあ、不安を安心に変えるために、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
大切なのは、これだけです。
その保険、あなたに必要ですか?