【お金とのつきあい方】家計簿の季節ですね。その2~家計簿を使わない家計管理~

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前回は、家計簿を買う前に、家計簿は何のためにつける?家計簿は必要?とまず考えてみましょう、とお伝えしました。

「やっぱり家計簿を買います!家計管理をしたいから!」

家計管理をするのに、家計簿は必要ではないかもしれませんよ?

家計簿は、家計の記録です。記録は、

  • 記録を使う目的があるからつける
  • 記録をつけるのが好きだからつける

のではないでしょうか。記録をつけるのが好きだから家計簿をつけている、という人から、写真のアルバムと一緒に残している、という話を聞いたことがあります。ただ、最近は写真もデータにしたので、家計簿も写真と同じくデータ化した、とも言っていました。家計簿のデータ化、つまり、家計簿アプリを使っているということです。家計簿アプリは、色んなものが出ていますが、写真を撮影して取り込むだけで家計簿になるなど、紙の家計簿に書き込むよりも楽ですね。

ただ、家計簿アプリを使って家計管理をしていても、記録は記録です。記録をつけるのが好きだから記録をつけているのでなければ、記録を使う目的は何でしょうか?目的がなければ、家計簿をつけていてもやる気がどんどん下がっていくでしょうし、楽しくもないでしょう。仕事でしなければならないというわけでもなく、家計簿をつけて報酬を受け取れるというわけでもなければ、続けていくのはむずかしい。

家計管理は、そもそも、何でしょうか?家計管理は、家計を管理するということです。家計を管理するとは、収入と支出を把握しているということ。お給料が月に1回必ず入るのであれば、1ヶ月を1単位として、月ごとに収入の範囲内で暮らしていければ家計を管理できています。家計を管理することができていれば、

  • 必要なお金
  • どうしても使いたいお金
  • 将来のためのお金、

にお金を区分できます。では、家計簿、アプリを使わずに家計管理をすることは可能でしょうか?もちろん可能です。

収入、支出を一つのモノに集約することで家計簿代わりになります。 一つのモノとは?一つの預金口座です。

生活用の預金口座を決めて、決済をすべてそこで行うのです。クレジットカードの引落、水道光熱費や通信費の引落、家賃の引落、手元の現金の引き出し、などなど。

預金通帳を家計簿代わりにすることで、家計簿をつけたり、アプリを使う必要もありません。お給料の振込口座を使うのもいいですね。ちなみに、私はこの方法を使って家計管理をしています。

生活用の預金口座が決まれば、どうしても使いたいお金や将来のためのお金を別口座にしておけば、ごっちゃになってしまうこともありません。今色んな口座を使っているのなら、集約するのは時間がかかるかもしれませんが、試してみる価値はあると思いますよ。

次回は、家計の救世主、生活防衛費についてお伝えいたします。

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