銀行の通帳。あなたは持っていますか?お札くらいの大きさで、中にあなたのお金の記録が書いてある紙の通帳です。何年も前に作って、今使っていない口座はありませんか?
- 紙の通帳
- 使っていない口座
持っているだけでお金のかかる時代になったようですよ。
紙通帳の有料化は、2021年から増えてきました。新しく銀行口座を開設する場合、手数料がかかる銀行もあります。たとえばこんなときに手数料がかかります。
- 新しく口座を開設して
- 通帳を繰り越しするとき
- 手数料がかかる
今は新しく口座を開設するときだけですが、今後は紙通帳を持っているだけで手数料がかかることも予想されます。では、手数料を払ってまで紙通帳を持つ理由はなんでしょうか?
例えば、ネットを使わない人。紙通帳が必要でしょう。スマホもパソコンも持たないよ、という人なら、紙通帳がないと残高や取引がわからないので困りますね。
ですが、そんな人は少数派になりつつあります。むしろ、ネットでいつでも確認できるということは便利ですし、新型コロナウイルス感染対策のために人が多いATMに並ばなくていい。便利でしょう?
現金は手元に置いておかないといけないから、ATMには行かないといけない?大丈夫です。今でもキャッシュカードを使って出金しているでしょう?ネットで給料振込を確認したら、空いている日に出金するようにすればよいのです。それにしても、キャッシュレスが進んでいるはずなのに、なぜ給料日にはATMがあんなに混雑しているのでしょう?給料日と年金支給日(偶数月の15日)以外なら、平日の昼間は銀行には人がいませんよ? おっと、話がそれましたね。紙通帳をなくしても困らないのでは?ということを言いたかったのです。
もう一つ、何年も前に作った口座、今は使っていない口座、未利用口座といいます。未利用口座にも手数料がかかります。例えばこんな銀行も。
- 2年以上何も動きがなかったり、動きがない上に残高が少ない口座には手数料がかかる
- 手数料が引かれ続けて残高が0円になれば、自動的に解約される
手数料、もったいなくありませんか?
2年間使っていない口座、これからも使わない口座は解約した方がよいでしょう。でもいずれは使うかも・・・と思っているあなた、2年も使っていないなら、これからも使わないのでは?もし使う可能性があれば、また新規で口座を作ればよいのです。 服だって、2年も着ていなければあなたとの縁はこれからもありません。服ならもしかしたらお金になるかもしれませんが、未利用口座はお金にはなりません。むしろお金をとられます。整理はお早めに。
オンライン上の口座データと連携して家計簿を作成するアプリも登場しています。家計管理のやりやすさからも、紙通帳よりもオンラインデータでしょう。
銀行に手数料を払って管理をお願いするほどの価値が、その口座にありますか?