先日参加したセミナーで終活の話になったときに、講師の方がこうおっしゃいました。
「終活というのは、何もエンディングノートを書くとかいうことだけではないんです。自分の周りをちょっとずつ整理することも終活なんですね、例えば預金口座の整理とか」
・・・ん?
終活、つまり自分の終わり=死に向けての活動。イメージとしては高齢者が行う活動です。終活のセミナーでも、参加者は主に70代以上。まだ20年以上はあるし、あまり関係ないかなと思っていたのですが。
預金口座の整理は5年前からしているなあ。
就職した当時が金利が今よりも格段に高かった時代でもあり、色んな金融機関に口座を作り、まとめて預けていたのですが、預金の金利が下がり、10年前からは投資へとシフトしていきました。必然的に預けた預金はほったらかし。金融機関の合併や支店が近所になくなったということもあり、置いてても仕方ない、ということで、5年前から、1年に一金融機関ベースですが、ボチボチと整理を始めていました。
昨日も一つの口座を解約したばかり。解約時に理由は聞かれましたが、「使い道があるので」と答えると、それ以上ツッコんではきませんでした。
終活をしているつもりはないんですが、もともと整理は好きなこともあり、自然に身辺整理をしていることに気づきました。
これからどこまで生きるかわかりませんが、ゆっくり自分のペースでしていく終活もなかなかいいですよ。