【ようこせんせいのひとりごと】カフェと言葉と私

【カテゴリー】ようこせんせいのひとりごと | オフィス・ラ・クレ 4. ようこせんせいのひとりごと

私が集中するときに行く場所は決まっています。それは、目の前に人がいない所。事務所でも集中はできますが、人のざわざわ感が欲しいときもあります。

カフェならカウンター席があるところ、しかもカウンターが店の壁に向いているか、窓に向いていても外が見えないようなお店。

視線の先に人がいないと、声は後ろから聞こえます。私の集中時間は短くて細切れなので、ふっと集中が途切れるときに言葉が耳に入ります。耳に入ってくる言葉は必ずこの二つのどちらか。

  • 仕事に関係のある言葉
  • ひときわ大きな自己主張の声

この二つのどちらかが聞こえ始めると、しばらく聞こえた言葉に集中します。

仕事に関係のある言葉なら、いつも持参しているノートに書き留めます。そしてまた集中モードへ、と、この流れで順調に集中モードに戻れるのですが、ひときわ大きな自己主張の声が聞こえ始めると、集中モードに戻るのが難しくなります。

私は、言葉の内容より、発せられる言葉の調子が気になります。言っていることは確かに当たっている、でも言葉の調子が激烈なら、それだけで聞くココロが閉じてしまうのです。言葉を聞くのか感じるかのちがいですね。でも、集中モードには戻したい。そんなときには私はどうするでしょう?

あえて、その自己主張に返答します、もちろん心の中で。返答は、その言葉を繰り返すことで。“何度も言ったじゃない”“「何度も言ったんですよね”“「聞いてなかったの?”“「聞いてなかったんですよね”

これだけで、不思議と心が凪いできます。心が凪いでいるのは私のいい調子です。いい調子が戻ってきたら、紙に向かって書きます。

集中モードへ

大きな石が投げ込まれて波紋を広げている心の中が、凪に変わります。もともと話すことが好きで、話さないとストレスたまるはずだった私が、何日も人としゃべらなくても大丈夫になったのは、私自身の集中モードを取り戻す場所を見つけたからでしょう。書き出すことは自分との会話にもつながるのだから

あなたは、あなたの集中モードを取り戻す場所を見つけられていますか?

    当サイトは、お客様の個人情報について、お客様の承諾がない限り第三者に開示、提供を一切行いません。ご提供いただいた個人情報を取り扱うにあたり管理責任者を置いて、適切な管理を行っています。

    *は必須項目です。

    ◆ お問い合わせ内容
    個別相談についてのお問い合わせセミナーについてのお問い合わせ講師依頼についてのお問い合わせその他、ご質問やお問い合わせ

    ◆ お名前 *

    ◆ メールアドレス *

    ◆ ご質問やお問い合わせの内容をご記入ください。

     個人情報の取り扱いについて、同意の上送信します。(確認画面は表示されません。)

    タイトルとURLをコピーしました