6月イベントの2回目は、年度更新です。準備編はこちら。
労災保険と雇用保険をセットで申告する方法をお伝えします。労災保険と雇用保険を別々で申告する場合は、手元に来ている手順書を確認して手続をしてください。
手順1 2023年4月~2024年3月に対象者に支払った給与と賞与をチェックする
労災保険の対象者は、正社員、パート、アルバイトなど、雇われている人です。役員報酬は対象外です。
役員兼社員の人は、給与と賞与(社員部分のみ)を集計しましょう。
手順2 集計し、申告書を作成する
支援ツール(エクセル)を使えば、集計もでき、申告書のイメージはシートに転記されます。労働基準監督署から来ている前年度確定保険料などを入力すれば後は申告書に転記するだけです。
年度更新申告書計算支援ツール(サイト真ん中あたりにエクセルシートがあります)
厚生労働省ホームページ
手順3 納付書を作成する
納付書に金額を書き込み、7月10日までに納付しましょう。納付書は修正が効かないので、もし金額を書きまちがえた場合は、新しく管轄の労働基準監督でもらいましょう。
概算保険料が40万円以上なら、3期に分けて納付できます。口座振替の手続が済んでいるなら、手元にある納付書に金額は書き込めないようになっています。
1年に一度の年度更新、早めに済ませてしまいましょう。7月からは社会保険料の手続、定時決定がありますので、6月中に済ませてしまうことをおすすめします。
厚生労働省ホームページ