新型コロナウイルスの影響により、あなたも時差出勤、時短出勤、自宅勤務など、いつもとはちがう日々をお過ごしかもしれませんね。そんな自粛の日々にそろそろ疲れていたりしませんか?
会社員を続けていると、いつもの時間に家を出て会社に向かい、いつもの時間に帰宅する、このルーティンが生活の一部になります。一日の過ごし方、一週間の過ごし方、一ヶ月の過ごし方、そして一年の過ごし方、これがなんとなく同じようになってしまいます。週末、金曜日には残業がなければ友人と会って飲みに行く、夏の休暇と有給休暇を合わせて海外旅行に行く、正月休みは実家に帰る。
あなたの生活リズムが一定であれば使うお金も一定。大きく変わることはないでしょう。大きく変わるときのために生活防衛費を用意しておけば、それほど大きく生活に影響は出ないでしょう。
ところが、今回の時差出勤、自宅勤務などで、生活リズムが揺らいでいます。時差出勤で、いつもとちがう電車に乗る、自宅勤務でいつも家にいない時間に家にいる、環境が変わると身体の調子も心の調子もくるいます。そして、お金の調子も。
- 会社に勤務する時間が短くなり、収入が少なくなるかもしれません。仕事がなければお給料はない、ノーワークノーペイの原則ですよね。
- 会社に勤務する時間が短くなり、使うお金が増えるかもしれません。
最初はいつもの生活リズムではいけない時間にあちこちに行くのは楽しいでしょう。お金を使ってしまうかもしれません。買い物をするつもりではなくても、目の前にあれば買ってしまう、かもしれませんね。また、“自粛疲れ”が出てくると、いつものあなたのお金の使い方ではなくなってくるかもしれません。
はい?いつもよりも多く使ってしまっている?自分のコントロールが効かない?それは疲れているせいかもしれませんね。
そこで提案です。
あなたは会社員ですが、今だけ経営者の立場になってみませんか?
経営者の仕事は、会社の経営です。経営には色々ありますが、お金の管理も大切です。会社がどのくらいお金を稼ぐか、どのくらいお金を使うか、予算計画を立てるのも大切な仕事です。あなたの仕事は会社の経営ではありませんが、あなたの家計はあなたが管理しますよね。そこで、
4月から3月の1年間の家計の予算計画をたててみましょう!
予算計画といっても、会社の経営計画のようにみっちり作る必要はありません。あなたの収入の予定、支出の予定をざっくりで書きだしてみてください。今の予定でいいんですよ。
はい?予算なんて立ててもその通り実行できないからしたくない?そう思って気がのらないあなた。経営者ではないんですから、予算を立てたら必ず実行しなければならないことはありません。
予算計画を立てるのは、今までしたことのないことにチャレンジするためです。ついでにお金の使い方も考える機会にもなります。今までしたことのないことにチャレンジすることで、自粛疲れを忘れることができるかもしれませんよ。考えている間は、買い物でお金を使うこともありませんしね。
今まで慣れた環境からちがう環境に慣れるのはむずかしいのです。慣れる必要はありません。今はこういう日々と割り切って、一日一日気を付けながら過ごしていきませんか?そして、たまには今までやったことのない家計の予算をたててみて、気を紛らわせるのも自分の調子を保つ方法だと、私は思います。どうでしょう、チャレンジしてみませんか?作る途中で迷ってしまったらいつでもご相談くださいね。