前回はクレジットカードのリボ払いについてお伝えしました。
今回は、ローンについてお伝えします。
クレジットとローンはちがう?
クレジットは販売信用といい、買う人の支払能力を信用してクレジット会社が契約を結び、商品やサービスを購入する際に契約内容に応じて 後日支払いしてもらうことをいいます。
ローンは消費者金融といい、借りる人の支払能力を信用して銀行等がお金を貸すことをいいます。
クレジットの支払方法の一つ、キャッシングはローンと似ていますが、クレジット会社と契約を結んでいるところがローンとはちがいます。 ローンは、住宅ローンや自動車ローンなど、大きな買い物をするときに使われることが多いですね。後払いで利息があるのはクレジットのリボ払い、キャッシングと同じです。
利息は同じ?
利息は金融機関などの借りるところによって変わります。利息は年利、1年にかかる借りた金額に対する割合が%で決まっています。
例えば200万円の自動車ローンを2%で借りた場合は、
- 60回(5年)で払うなら毎月35,000円、払う金額のトータルは約210万円です。
もう少し毎月支払う金額を少なくしたければ、
84回(7年)にすると毎月25,000円、払う金額のトータルは約215万円です。
ローンを使うときの注意点は?
いくら借りるかよりも、いくら払えるかを考えてローンを組みましょう。
理由は、家計の支出で借金の返済額は一番優先順位が高いからです。まず借金の返済をして、残りのお金で生活しますので、支出に占める割合が高すぎると、生活が苦しくなります。
払う金額を少なくすると支払う年数は長くなり、その分払う金額のトータルも増えます。
まずいくら払えるか、そしてトータル金額はいくらか、いつまで払うのか、家計への影響を考えてローンを組むことが大切です。