投資の制度の2つ、NISAとiDeCoが2026年から2027年にかけて変わります。
NISAに18歳未満の枠が増える
2027年1月に、つみたて投資枠に0~17歳までの枠が増えます。年間投資枠は18歳以上の半分の60万円、保有限度額は3分の1の600万円。
対象は投資信託のみで、18歳になると、18歳以上のNISAに自動的に移ります。
iDeCoの拠出限度額が変わる
拠出限度額は、年金加入状況によって変わりますが、例えば会社員で厚生年金に加入、会社に企業年金の制度がない場合は、2026年12月引落までは月23,000円が上限ですが、1月引落からは62,000円まで上がります。
- 23,000円で1年拠出した場合
276,000円を準備に回し、税金を安くする効果は所得税率10%の場合は、所得税と住民税を合わせて55,200円です。
- 倍の46,000円に上げた場合
552,000円を準備に回し、税金を安くする効果は所得税10%の場合は、所得税と住民税を合わせて110,400円です。
- 62,000円に上げた場合
744,000円を準備に回し、税金を安くなる効果は所得税率10%の場合は、所得税と住民税を合わせて148,800円です。
上限まで上げる必要はありませんが、「もう少し準備しておきたいな」と思った場合の幅が広がります。
iDeCoの拠出限度年齢が変わる
掛金の拠出は70歳までできるようになります。
今までであれば、最大で65歳まででしたが、iDeCoから貯めたお金を受け取る時期を65歳以降に遅らせたり、70歳まで老齢基礎年金を受け取る時期を遅らせれば、70歳まで拠出ができるようになります。
70歳まで待つ必要はありませんが、「もう少し長く準備しておきたいな」と思った場合の幅が広がります。
企業型確定拠出年金に加入している場合、企業型にプラスして掛金を出すマッチング拠出とiDeCoが一緒に使えないのは変わりません。
iDeCoを利用したいと思った場合は、マッチング拠出をせず、iDeCoと企業型確定拠出年金とのペアにしましょう。
- 企業型確定拠出年金+マッチング拠出
- 企業型確定拠出年金+iDeCo
iDeCoの加入手数料が上がります
2027年1月拠出分より、iDeCoの掛金から引かれる手数料が15円アップします。
今まで月1万円拠出していた場合に9,895円(10,000円-105円)が投資に回されていましたが、来年1月からは9,880円(10,000円-120円)が投資に回されることになります。

