新NISAが始まって約1年、新NISAを使って初めて投資を始めた人も多いのではないでしょうか。
投資とは投資商品を売買したり、配当などを受け取ったりすることです。
今回は投資商品のひとつ、投資信託についてお伝えしましょう。
投資信託とは何?
投資商品のパッケージです。
投資商品は、株式(日本、外国)、債券(日本、外国)、不動産(日本、外国)、仮想通貨、現物(金など)、FX、預貯金などがあります。預貯金も投資商品の一つです。
金額のぶれが大きい小さい、運用益が大きい小さい、どんなときに運用益が出やすい出にくい、それぞれ特徴があります。
気になるものや買いたいものはあれど、投資にたくさんかけられるお金はない人のために、投資商品をいくつかまとめてパッケージ化した投資商品、それが投資信託です。
投資信託の特徴は?
資産を投げて信じて託する、という名前の通り、投資の専門家に運用を託すため、投資の専門家に払う手数料が発生します。
投資の専門家に払う手数料を信託報酬といいます。あなたがもらうわけではなく、払う手数料です。
信託報酬は投資信託の残高に%を掛けた金額を払います。例えば、信託報酬1%で100万円の残高なら、100万円×1%=1万円を払います。残高が変われば信託報酬の金額も変わります。
手数料はもう二つあり、購入手数料と解約時の手数料(信託財産留保額)です。このうち、購入手数料は新NISAを使って買える投資信託は無料です。
初めての投資にはなぜ投資信託が向いている?
少額から積み立てで買えるからです。
株式は、株価という1株あたりの金額があり、最低購入株数があります。例えば、2,000円の株価の株式を最低購入株数100株を買おうとした場合には、2,000円×100株=20万円、これに購入手数料がかかりますので20万円+αが手元にないと購入できないことになります。
投資信託を積み立てで買うときは、例えば毎月1万円ずつ、20ヶ月かけて20万円分を買うことができます。
初めての投資で、大きな金額を動かすことはためらいがあっても、できる範囲のお金を少しずつ、長く続けていくことで投資に慣れ、運用益を出すことにもつながります。
投資は急にもうかるものではありません。 まずは始めて続けること、生活に支障がない範囲でじっくり慣れていきましょう。