クレジットカードの使い方は複数あることを知っていますか?モノを買ったりサービスを受けたりするとお金を払いますが、クレジットカードを使うと支払いを先延ばしにすることができます。
あなたはクレジットカードをどのように使っていますか?
払い方①1回払い(2回払い)やボーナス払い
手数料がかからない払い方です。
2回払いやボーナス払いができる店は限られていますから、あらかじめて調べておくことをおススメします。使った金額が翌月や指定月(ボーナス払いができる月)に口座から引き落とされます。手元にあるお金が減らない代わりに、口座にお金を残しておくのを忘れないようにしましょう。
払い方②リボ払い
手数料がかかる払い方です。
使った金額を1回で払わず、使った金額と手数料をまとめ、決まった金額で払っていきます。高額な買い物をしたときでも、家計から出ていくお金を圧迫せずに済みます。ただ、手数料がかかるため、トータルで払う金額は、使った金額より多くなります。
リボ払いの手数料が15%のとき、50万円の買い物をして月10,000円ずつ払っていった場合、かかる年数は約6年半、トータルで払う金額は約79万円です。29万円も余計に払いますね。
払い方の一つではありますが、借金をして、借金を返済していくということです。その証拠に、1回目の10,000円は、使った金額を払うのではありません。10,000円のうち、使った金額分は3,700円ほど、残り6,300円ほどは手数料、つまり利息です。
毎月払う金額が少ないからといって、リボ払いをクセにしてしまうと、借金が積み重なっていくことになりますので注意しましょう。残りを一度に払うこともできますが、手数料はかかります。
クレジットカードでは、お金を借りるキャッシングという使い方もできます。
買い物のときにリボ払いでと言うだけ、クレジットカードを機械に差し込んでキャッシングするだけ、と簡単にお金を借りることができますが、利息というお金を払うのが借金です。使うときには慎重にしましょう。シミュレーションを使って、どのくらい利息がかかるのかを確認することをおススメします。金融庁の借金シミュレーションや、金融機関のシミュレーションを使いましょう。
次回は、身近な借金の一つ、ローンについてお伝えします。