2022年6月から、第2金曜日と第4金曜日は、ようこせんせいのひとりごとを掲載いたします。制度の使いこなし方、お金とのつきあい方のコラムとはちがう、私のひとりごとにおつきあいください。
今回はマイナポータルについてのつぶやきです
最近、マイナポータルについてのニュースをよく見ます。マイナポータルは、マイナンバーカードを持っている人が、マイナンバーカードについている電子証明書を使って色々な手続をするサイトです。
私自身は、マイナンバーカードが導入された2016年にマイナンバーカードを作り、マイナポータルは2020年から使い始めています。
2022年6月現在、マイナンバーカードを使ってできることは?
- 住民票がコンビニで発行できる
- 健康保険証として使える
- 確定申告がマイナポータルでできる
- 年金の手続がマイナポータルでできる
- 公金受取口座が登録できる
デジタル庁
住民票がコンビニで発行できるということは、市役所等に行って、発行されるのを待つ時間がなくなります。健康保険証として使えるということは、退職したときに健康保険証を退職先に返却し、新たな健康保険証を待つ必要もありません。年金の手続がウェブ上でできれば、手続するためだけに市役所等に行く必要もありません。自分ができる時間に手続ができるようになるのがマイナポータルです。
ただ、マイナポータルを使うためには、マイナンバーカードを持つことが必要です。
マイナンバーカードを持たない人から、自分の情報にすべてアクセスできるマイナンバーが記載されているカードを持つなんてこわい、という意見を聞いたことがあります。ですが、それならスマートフォン、iPhoneはどうなのでしょう?自分の情報にアクセスできますよね?スマートフォン等は怖くないのでしょうか?
これは、きっと慣れなんでしょう。スマートフォンも、最初は怖かったはずです。アプリで支払いするのも最初はおそるおそるだったでしょう。ですが慣れてしまえば平然と人前でスマートフォンを出すのです。もしマイナンバーカードがアプリであれば、怖いと言っている人も怖いという意識もなくアプリをダウンロードして使い始めるのではないでしょうか?