【制度の使いこなし方】カン違いしやすい2つの制度 その2~企業年金とiDeCo~

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9月は、カン違いしやすい制度をお伝えします。今回は、企業年金とiDeCoです。

企業年金

厚生年金保険の上乗せ部分です。会社で厚生年金に加入して、給与や賞与から厚生年金保険に引かれている人がプラスで加入できる年金です。

企業年金の掛金は、基本は会社が払いますマッチング拠出という、会社が払った掛金に本人がプラスして掛金を払う制度もあります。本人がプラスして払った掛金は所得税・住民税を安くする効果があります。

企業年金は、会社が制度を準備します。将来もらうお金がほぼ決まっている確定給付年金、掛金は会社が出しますが運用は社員が行い、結果によってもらうお金が決まる確定拠出年金があります。

企業年金制度

iDeCo

国民年金保険の上乗せ部分です。会社で厚生年金に加入している人、国民年金保険料のみを払っている人、扶養されている人、20歳以上から最大65歳まで加入することができます。

掛金は自分で払いますが、払った掛金は所得税・住民税を安くする効果があります。払った掛金で運用を行い、結果によってもらうお金が決まります。

iDeCo公式サイト

企業年金のうち、確定拠出年金で貯まったお金は、退職するときにiDeCoに持ち運ぶことができます。また、iDeCoで貯まったお金は、再就職したときに確定拠出年金に持ち運ぶことができます。

ポータビリティといって、バラバラで運用する必要がないのです。

ただし、受取はすべて60歳以上からなので、60歳までは自由に現金化できない共通点があります。

今日のポイント

  • 企業年金は会社の制度
  • iDeCoは自分で掛金を払う

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