【制度の使いこなし方】副業する前に!あなたは大丈夫?

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8月は、働く人の法律をお伝えしていきましょう。第1回目は、クビに関する法律、第2回目第3回目は、働く時間に関する法律、第4回目は、有給休暇に関する法律でした。第5回目の今回は、

副業に関する法律

です。あなたが今の会社で働いている=会社とあなたとの間で契約を結んでいる、ということです。契約を、結んでいるということは、契約は守らなくてはなりません。

そして、ルール。会社にはルールがあります。ルールは守らなくてはいけません。会社のルール=就業規則に、会社以外で働くこと、つまり副業について書いてありませんか?

最近は副業がまったくダメだという会社は減ってきていますが、事前許可制の会社はあります。会社に黙って会社以外で仕事をすることはルール違反です。確認しておきましょう。

副業すると解雇される?

副業をして解雇されるということはめったにありません。

仕事を選ぶのは自由だからです。

日本国憲法第22条には、このように書いてあります。

何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

日本国憲法第22条

どんな仕事を選ぶのもあなたの自由です。今の仕事以外に仕事をすることも自由です。ですが、会社のルールに、副業は許可を受けてから、というルールがあるのであれば、そのルールは守りましょう。(公務員は原則副業をすることはNGです)

副業をしてルールに違反したらどうなる?

解雇まではいかなくても、懲戒処分、つまりペナルティを受けることもあります。副業をすることによって、会社にダメージを与えることになれば、解雇も視野に入ってきます

懲戒処分などになる例をあげておきます。

  • 本業に明らかに支障をきたす労働時間(例えば、本業で一日8時間働いた後に副業で4時間働くなど長時間働くことになる)
  • 副業が本業と競合関係となる
  • 反社会的なもので本業の信頼を失墜させる

他に気をつけることはある?

副業での年間所得(収入-支出)が20万円を超える場合は、税金の確定申告が必要です。

副業は慎重に、就業規則や税金について調べてから開始することが無難でしょう。

今日のポイント

  • 副業は絶対禁止!というわけでない
  • 就業規則や税金について調べてから副業しましょう

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