6月イベントは年度更新です。
労災保険と雇用保険を計算し、申告して保険料を払います。労災保険と雇用保険をセットで申告する方法をお伝えします。労災保険と雇用保険を別々で申告する場合は、手元に来ている手順書で手続をしてください。
手順1 2024年4月~2025年3月に対象者に支払った給与と賞与をチェックする
労災保険の対象者は、正社員、パート、アルバイトなど、雇われている人です。
雇用保険の対象者は、雇われている人の中で、週20時間以上、30日以上の雇用見込みがある人です。
役員報酬は対象外です。役員兼社員の人は、給与と賞与(社員部分のみ)を集計しましょう。
手順2 集計し、申告書を作成する
支援ツール(エクセル)を使えば、集計もでき、申告書のイメージはシートに転記されます。
労働基準監督署から来ている前年度確定保険料などを入力すれば後は申告書に転記するだけです。
(サイト真ん中あたりの年度更新申告書計算支援ツールです)
手順3 納付書を作成する
納付書に金額を書き込み、7月10日までに納付しましょう。
納付書は修正が効かないので、もし金額を書きまちがえた場合は、新しく管轄の労働基準監督署でもらいましょう。電子納付の方法も使えます。
概算保険料が40万円以上なら、3期に分けて納付できます。口座振替の手続が済んでいるなら、手元にある納付書に金額は書き込めないようになっています。
1年に一度の年度更新、早めに済ませてしまいましょう。
7月からは社会保険料の手続、定時決定がありますので、6月中に済ませてしまうことをおすすめします。